はじめまして、ライターの花森リドです。
「花森さん、オープンワールド好きでしたよね? ならばこれで遊ぶといいですよ、後悔させません」とエヴァ パチンコのつくね伯爵から連絡があり、『 ホグワーツ・レガシー 』がいきなり届きました。
『ホグワーツ・レガシー』は『 ハリー・ポッター』の世界観をベースにしたオープンワールド・アクションRPGです。私は映画『ハリー・ポッター』の1作目を大昔に観ただけ。記憶も曖昧なのでハリポタの知識はほぼゼロです。
それはさすがにマズいだろ〜と不安だったものの「後悔させません」との言葉を信じてやってみることに。
するとですね、まったく問題ありませんでした。
寝ても覚めても『ホグワーツ・レガシー』の世界へ遊びに行きたいほど夢中です。ハマりにハマった結果、毎日必ず白菜を転がすようになってしまいました。
噛み噛み白菜を地面に転がすだけで闇の野犬もこの通り。一瞬で粉砕。白菜つよいのよ〜〜〜 https://t.co/hjvfwTSr2u https://t.co/7LAeZaT1yT
— 花森リド (@LidoHanamori)
2023-03-02 12:35:40
予備知識については、ハリポタ知識0%のミリしら勢でも大丈夫な仕上がりなことにも安心しました。とっても懐の深いゲームですよ。そんな『ホグワーツ・レガシー』の学園生活の様子をご紹介します。
今回私はプレイステーション5で遊びましたがXbox Series X|S、PCでもプレイ可能。プレイステーション4版とXbox One版は4月4日発売予定、Nintendo Switch版は7月25日発売予定です。
おすすめしてきたつくね伯爵によるレビューもありますので合わせてご覧ください。
※本記事は『ホグワーツ・レガシー』の提供でお届けします。
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ゲームの舞台は1800年代の魔法界。昔の話なので、原作の『ハリー・ポッター』の登場人物はほぼ出てきません。プレイヤー(私)は、ホグワーツ魔法魔術学校に5年生として転入することとなります。
キャラメイクやオープニング(いろいろあってたいへんだった)を経て学校にたどり着いたら、取り急ぎ入寮先を決めます。寮を決める方法も魔法チック。よく喋る謎の帽子“組分け帽子”をかぶらされ、その帽子にいろいろ訊かれて、ありのままの気持ちを素直に回答していきます。
組分け帽子はムニャムニャと数秒考えて、私をレイブンクローなる寮にアサインしました。グリフィンドールとスリザリンしか知らなかったので焦りましたが、これも何かのご縁と思いそのまま入寮。なお、組分けに納得できない人は自分で好きな寮を選ぶこともできますよ。
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レイブンクロー寮にはどうやら知識欲旺盛な生徒が多いようです。なかでも強烈だったのはエバレット。入寮初日に挨拶回りをしていたところ唐突に罪の告白をしてきました。初対面でそんなヘビーなことを言う人間は要注意です。
エバレットはちょいちょい校則違反しようぜと誘ってきます。やはり問題児。
レイブンクローの反逆児ことエバレットにずっと付き合う必要もありません。なぜなら本作はオープンワールドだから。論理が飛躍し過ぎな気もしますが、そういうものなのです。私は、キャラクターの話を聞かずに自分の都合最優先でテキトーに遊ぶのが大好き。
そうやって我が道を進みまくっても破綻しないのが、オープンワールドの楽しいところ。エバレットは彼なりに元気よく学園生活を送っているようなので、放っておいても大丈夫。もちろん、彼にとことん付き合ってもいいですよ。
興味の赴くまま授業を受けてみたり、美しい迷路のような校内や外の世界をウロついたりしています。それにしても魔法界ってホント退屈しませんね。ちょっと歩けばすぐにアクシデントと謎解きが待ってる。
さすが魔法使いが通う全寮制の学校だよね〜、クセの強い人ばっかりじゃんと見物していました。しかし、私自身もそれなりにクセの強いホグワーツ生と化していくことになるのです……。
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本作はアクションRPGです。子鬼や闇の魔法使いとの戦闘もあります。で、戦いかたにもプレイヤーの個性が反映されるのが良質なオープンワールドの特徴だと思いますが、『ホグワーツ・レガシー』の戦闘スタイルも千差万別。
私の場合は、魔法をあまり唱えなくなりました。
いやね、私だって最初はホグワーツ生の端くれとして魔法をバンバン飛ばして応戦してたんですよ。コンボが決まったら爽快だし。
でも、薬草学の授業で“噛み噛み白菜”と出合ってからというものの、白菜プレイに興じるようになっちゃったんです。
紹介します、こちらが私の頼れる相棒、噛み噛み白菜です。
戦闘ではこの噛み噛み白菜を敵に向かってゴロンと転がします。すると、コイツらは果敢に敵に飛びかかり、バキバキに噛みくだいてくれます! 頼もしい。
なんて高性能なんだ! だからちょっと手強い敵に当たっちゃったら即白菜の出番。
『ホグワーツ・レガシー』の戦闘スタイルは千差万別。 私は「噛み噛み白菜」に頼りまくってバトルしてます。1体でもまあまあ怖いトロールが2体も出てきてもこの通り。白菜大好き https://t.co/hjvfwTSr2u https://t.co/DdcfZQZIOV
— 花森リド (@LidoHanamori)
2023-03-02 12:38:27
この噛みっぷりに味をしめた私は、やがて噛み噛み白菜を栽培しまくり、ポケットにパンパン詰め込んで冒険へ出るようになってしまいました。
もう寝ても覚めても頭の中は白菜でいっぱいです。お出かけ前は必ず「白菜、何個持ってるかな」って確認してしまう。
入学当初は変人ぞろいのホグワーツで、マーピープルオタクのネリダやクソ爆弾魔のエバレットを「おもしれー」と笑っていましたが、笑える立場じゃない。だって私は噛み噛み白菜に依存する白菜農家。そう、私もいつのまにか立派なホグワーツの一員となっていたのです。なんてゲームなんだ!
そんなプレイヤー側の白菜熱を見越してなのか、“噛み噛み白菜を1個転がしたら2個分に増える”スキルや、“噛み噛み白菜で与えるダメージが増える”装備、果ては噛み噛み白菜のサイドクエストまで用意されています! 開発者たちの白菜への愛も感じます。
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超強くてモリモリ実る(肥料ナシでも12分で育つ。爆速!)噛み噛み白菜という後ろ盾をゲットしてからというものの、何も知らない転校生だった私は、最強白菜農家としてワイルドになっていきました。で、クエストそっちのけで世界中を探索することに。
校外でもし敵に出くわしても、落ち着いて白菜を転がして、たまに思い出したかのようにチュンッと魔法を使えば、やがて決着が付きます。
私の白菜たちに取り囲まれた敵から「植物だと? 魔法を使え!」みたいな罵声を浴びせられたこともありますが、いやいやこっちだって魔法の薬草学を戦略の柱にして戦っているんです。オープンワールドと魔法界の多様性のなせる技ですよ。
探索では街や校内を探索して“フィールドガイド”を集めまくっています。フィールドガイドとは、あらゆる場所に隠されたテキストのことで、魔法の力でキラッと出現させて入手できます。そこに書かれたテキストを読んだり読まなかったり。フィールドガイドは魔法界を知るためのいい手段です。経験値も貯まるし一石二鳥。
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そして最近“アロホモラ”なる解錠の呪文を覚えたので、ありとあらゆる鍵を開けまくって探索の範囲を拡大中。アナログスティックをグリグリ回しながら錠前破りをします。これが妙に背徳感があって楽しいんですよ! 気分はドロボー!
そうやって探索していると必ず出合うのが猫。白菜も素晴らしいが猫もいい。味わい深い顔をした猫たちが校内や近隣の村でのんびり暮らしているのです。見つけると必ずなでちゃう。
で、そんな動物好きの心をつかんで離さないのが動物学の授業。ごめんよ白菜。もうずっと動物学やってたい!
ホグワーツの世界には不思議な魔法生物がいっぱいいます。ゲームが進行すると魔法生物たちと仲よくなれるそうです。メインクエストを進めたいけど脇道が楽しすぎる……。
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ありのままの自分を隠さず、やりたいことだけをやってマイペースに遊んでいただけなのに、ホグワーツの世界にすっかり取り込まれています。
私の場合は白菜や探索に夢中でしたが、勉学に励んで使える呪文を増やしてもいいし、闇の魔術に傾倒していくことも可能です。魔法学校を舞台に好きに学園生活をおくれます。なんて懐の深いオープンワールドなんでしょうか。
おまけに『ホグワーツ・レガシー』のおかげでハリポタ知識がみるみる増えています。いまはもう『ハリー・ポッター』ファンの家族に「ねえ“トロールの鼻くそ”ってさ〜」って唐突にハリポタトークを持ちかけられるほど。
その世界のお約束をいっさい知らなくてもファンタジーの世界の一部になれるってなかなかない体験だと思います。そして、原作小説や映画を再履修したらゲームがますます楽しくなりそうです。豊かで奥深いホグワーツの世界を、ぜひ伸び伸びと自由に遊んでみてください!